パレスチナを生きる pdf無料ダウンロード
パレスチナを生きる
本, 渡辺 丘
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パレスチナを生きる pdf無料ダウンロード - 内容紹介 パレスチナは世界の縮図だ。 この地が抱える問題は国際社会がつくり出し、 現在に至るまで70年も解決できないまま、 多くの難民や占領下で生きる人々の存在が見過ごされてきた。 しかし、パレスチナで起きていることは、 世界の片隅で行われている局地紛争ではなく、 単なるイスラエルとの国家間対立でもない。 それは、宗教、民族、ナショナリティなどが多次元的に絡み合い、 希望と絶望、善と悪、生と死が揺れ動く、 わたしたちが生きる世界そのものなのである。 2018年5月、米大使館の移転が波紋を呼んだ。 日本でも大きなニュースとなり、関心も高まっている。 だが、そこに暮らす人々の情報はあまりに少ない。 本書は、パレスチナ人の生活をローアングルな視点で捉え、現地の実態をルポで紹介。 空爆と隣り合わせで生きる人々がメインとなるが、 東北被災地との友情を深める子どもたち、IT起業した若い女性、ミュージシャンといった、知られざる一面も取り上げ、重層性をもつパレスチナの今を描く。 内容(「BOOK」データベースより) ガザ、ヨルダン川西岸、東エルサレム、そしてイスラエル。分断に揺れる地の最前線を追う、渾身のルポルタージュ。壁の向こうで暮らす人びとの“いま”を描く。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 渡辺/丘 1979年千葉県出身。一橋大学卒。2003年朝日新聞入社。長野総局、厚木支局(米軍・自衛隊基地担当)、東京本社社会部(警視庁公安・警備部、防衛省担当)、国際報道部(外務省担当)を経て、15年1月から19年3月までエルサレム支局長。19年4月からアメリカ総局員(ワシントン)として米外交・安全保障を担当。12~13年、米国留学(ハーバード大学日米関係プログラム研究員)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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渡辺丘(1979年~)氏は、朝日新聞記者で、2015年1月~2019年3月にエルサレム支局長を務め、現在はアメリカ総局勤務。本書は、著者の4年余りのエルサレム駐在時の取材をもとに、現代のパレスチナ(及びイスラエル)を生きる人びとの等身大の姿を、ルポルタージュとして記したものである。具体的には、2018年3月からガザ地区のイスラエルとの境界付近で続いたパレスチナ難民の帰還を求める大規模な抗議デモの参加者やその家族の様子、ガザ地区に住むパレスチナの将来を担う子どもや若者の姿、聖地エルサレムの現状、イスラエルによる支配が静かに進むヨルダン川西岸地区の様子、パレスチナ人を巡るイスラエル社会の現状、パレスチナと日本の架け橋となっている人びと、について報告されている。私は一般の会社員であるが、もともと国際情勢、特に宗教や民族、国家間の対立に関心があり、3年ほど前には、1㎞四方の旧市街に宗教・民族の異なる4つの集団(ユダヤ人、ムスリム、キリスト教徒、アルメニア正教徒)が共存する、「世界の縮図」ともいえるエルサレムという街がどのようにして存在しているのかをこの目で確かめたくて、エルサレムに一人で1週間滞在し、更に、東エルサレムや、ベツレヘム、ラーマッラー、死海沿岸などのヨルダン川西岸地域を、バスなどの公共交通機関を使って訪れてきた(本書にも出てくる、ベツレヘムやラーマッラー近郊の国境検問所も自分の足で越えてきた)。当時は、エルサレム市内をはじめ各地で、肩から機関銃を下げたイスラエル兵士を見かけたものの、小競り合いすら見ることはなく、表面的には平和は保たれていた。そして、私はそれを見て、解決不可能にも見える根本的な対立はあるものの、人びとは平和な日々を望むという只一点を共有することにより、物理的な衝突を回避できていると感じたのだ。しかし、その後、トランプ米大統領による、米国大使館のエルサレム移転などのイスラエル寄りの政策により、対立が再び表面化していることは本書にある通りで、更に、2020年に入り、トランプが公表した中東和平案、及びそれに対するサウジアラビアなどの親米的な反応が、パレスチナを更に窮地に追い詰めていることは各種報道の通りである。(そのため、現在は、一般の日本人が国境検問所を自分の足で越えて、ヨルダン川西岸地域を訪れることなど、躊躇われる状況であろう)こうした国際・地域情勢に関して、我々には何ができるのか?まずは、著者が本書を書いた目的ともいえる、個々人が、紛争の現場で起こっていることを知り、関心を持つことであろう。国際ジャーナリズムの第一の意義も、そこにある。しかし、当然ながらそれだけでは紛争・対立は解決しない。根本的な問題は何なのか。。。?それはおそらく(細かい点を捨象すれば)、世界の各所に存在する格差であり、それを主因として、近年世界に蔓延しつつある自国第一主義なのだ。複数のステイクホルダー(国・民族・宗教など)が共存するためには国際協調以外に方法がないことは自明である。それも、一方的な力による協調ではいけない。パレスチナ問題は正に世界の縮図であり、世界はこの問題を解決できるのか。。。それは正に、我々人類が世界から紛争をなくすことができるのかを問われているのと同意である。世界の縮図の現状を知り、世界の未来を考えるきっかけを与えてくれる一冊である。(2020年2月了)
de 渡辺 丘
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